atilyのブログ

気が向いたときにだけ更新します。

2023年の振り返り(後編:ゲームとかいろいろ)

年が明けてしまいましたが、2023年振り返り!

前編は主に作曲関係について書いていきましたが、後編ではそのほかについて振り返っていこうと思います!

atily17.hatenablog.com

いろんなゲームをやった

今年は色々面白いゲームに触れたので、振り返ってみようと思います!

s.team

 

FF14

今年の5月くらいまでず~~~~~~っとやってたFF14。最近はかなり落ち着きましたが、当時はホントに24時間ログインしてました。廃人。

このころはFF14の公式コミュニティサイト、Lodestoneで毎日日記を書いていて、今調べたら2022/10/29~2023/04/06まで途切れることなく更新してました。すごい。

jp.finalfantasyxiv.com

私は何度かブログを初めてはすぐにやめてしまうくらいかなり飽き性なので、半年も続いたのは今回が初めてです。

そして予兆もなく突然に途切れたのでちょっと心配されたりしました。ごめんなさい。

 

日記が途切れたのは忙しかったのと、各ネタが少なくなってきていたから! 

もともと義務で続けるのも違うと思ってたところもあってたので、やめるときはやめようと考えてはいたのですが、まさかこんなに続くとは思いませんでした。それだけFF14が楽しかったからです。

 

わざわざ日記を書き始めたのはFF14の友達が欲しかったからという下心がありました。

受動的なコミュニケーションしかできず、MMOで友達を作るなんてできなくて、日記を書けば誰か友達になってくれないかな!?!?という超受け身な姿勢の産物です。ヘタレです。

でも、そのおかげ?もあって(関係ないかもですが)仲のいいフレンドもできて、別ゲーも一緒に出来たりして…。本当にありがたいです。

 

FF14を初めて一番良かったのはこうやってフレンドができたことです…! 今年もよろしくお願いします…!!

 

Steamの年間レビュー。どのゲームも基本つけっぱなしだった…。

パズルゲームにハマった

今年はめちゃくちゃパズルゲームにハマりました。 2月ごろはUnderstandとユウゴウパズル、3月ごろは14 minesweeper variants、8月はThe WitnessとBaba Is you、10月はPortal 2とRecursed、どれもとても面白かったです。

特に、Understand, The witness, Baba is youは超有名なパズルゲームなだけあって、何度も何度も驚きがありました。ほんと、こういうパズルゲームを作る方々は天才だと思います。

この三つを除いてすごいと思ったのはRecursedです。タイトルにもなってる「再起」をテーマにしたゲームなのですが、そのゲーム性もパズルの完成度もホントにすごい!!

 

簡単なルールを説明すると、ステージクリア型で箱の中に入ったり出たりしながら色んな部屋を探索して紫色のクリスタルをゲットするゲームです。

ステージ選択画面

ステージを選ぶとこんな感じの部屋に飛ばされる

箱に入ると別の部屋に行ける。右下のクリスタルを手に入れればクリア。左下の紫のモヤモヤで箱から出ることができる。

 

これだけ聞くとシンプルなゲームに感じるかもしれないのですが、箱から出ると、箱の中身が元に戻るという直観と反するルールが追加されています。

つまり…

箱の中に入って・・・

鍵を持って・・・

箱の外に出て・・・

鍵を置いてもう一回箱に入ると・・・

元に戻ってる・・・!!

もう一回鍵を外に出すと、鍵を増やすことができます。

このステージは鍵穴が二つあるのに対して、鍵がたった一つしかないように見えますが、こうやって鍵を増やしてクリアするステージだったんですね。

 

そうやって、鍵や足場になる石、扇風機、そして箱自体を持ち運んで色んな部屋に入ったり出たり、増やしたり時には消したりして、クリスタルゲットを目指します。

ステージが進むと、Aの部屋にはBに行く箱があって、Bの部屋にはAに行く箱があるといった、ループ構造が当たり前になり、さらには「箱を出入りしても存在が一意なアイテム」「一度だけ部屋の情報をコピーできるアイテム」「二つの世界を行き来するアイテム」などどんどん複雑なギミックが出現していきます。

また、とある工程を踏むとパラドックスが起きてしまったり(わざと起こしたり)、システムの細かな仕様を上手く利用する必要がある状況が出てきたり、パズルゲーマーならテンションが上がるようなステージも出てきます。

 

この複雑なゲーム性に反して、難易度が(難しめですが)とても緻密で、整理して考えると絶対に解けるようになっています。強引な解決方法がなく、ガチガチなパズルゲームなのも好印象…!

難しいステージをクリアした時の脳への疲労はとてつもないですが、パズルゲーム好きなら絶対プレイしたほうが良いと思います!!

 

高難易度2Dアクション

今年は『Wings of Vi』と『Celeste』という2Dアクションゲーをやりました。

Wings of Viの感想は昔書きましたが、Celesteは語ってませんでした。とはいえ、超有名なゲームですし少しだけ…!

atily17.hatenablog.com

 

まず難易度! 噂に違わない難しさだったと思います。

正確には、メインストーリーであるA面をクリアするだけならそこまで難しくないですが、後半ステージのB面やC面、そして追加コンテンツの最後のステージになると、そこらのゲームとは比較にならない難易度になります。

特に、最終ステージは(メインストーリーでもあるのに)今までのステージとは比較にならない難易度、そして無限に続くのかと感じるそのボリュームに軽く絶望しました。

 

最終ステージで突然、今まで必要なかった新テクニックが必須になるのですが、これが慣れるまでなかなか上手く出せない…! 平坦な道ならまだしも、連続でやらないといけなかったり、細かなギミックの途中でやる必要があったりして、割と容赦がないです。

(この新テクニックが、実は最初から使えて、上手く使えば今までのステージをショートカット出来たという驚き)

 

ただ、Wings of Viは「作者からの挑戦状」って感じでしたが、Celesteは難しいけど、「クリアしてもらいたい」という想いで作ってるなぁと感じます。

当たり判定がグラフィックより少し小さかったり、地面から足が離れても一瞬だけジャンプできる時間があったり、そもそものレスポンスが良かったり…、アクションゲームをやるうえでのストレスをほぼ完全に排除しており、難しいながらも作者のやさしさを感じるのです。

また、ランダム要素がほぼ完全に排除されており、練習すれば必ず超えられる難易度になっているのも、こういう死にゲーとして素晴らしいと思います。

Wings of Viはステージギミックよりランダム要素が強い雑魚敵に苦しめられるゲームだったので…。

 

CelesteのModコミュニティがめちゃくちゃ巨大なのも、このストレスフリーな優しさ故なのかなって思います。

そして私もその例にもれず『Strawberry Jam Collab』という巨大なMODをプレイし始めました。

今はAdvanced(上級)を遊んでます。難易度は上記の最終ステージ相当以上の難易度だそうです。その上にExpert(エキスパート)、Grandmaster(グランドマスター)がありますが、多分人外向けなので私はやりません!多分!

 

MinecraftのSkyT

とあるVoiceroid実況者(後述します)に影響されて、初めてMinecraftのMODパックを遊び始めました。

MODパックというのは、この世に数多にあるMinecraftのMODを一つにまとめた、大きな一つのパッケージです。

とはいえ、ただまとめるだけじゃなく、若干改変されてたり、削除されてるアイテムもあったりして、遊びやすいゲームバランスになっており、遊び慣れたMinecraftを別ゲーのように楽しめるのです。

 

MODパックにも、単純にいろいろなMODをまとめてバニラの拡張のように楽しめるものや、戦闘・冒険をメインに据えて強敵やボスと戦うことを目的としたもの、資材の調達や加工をどんどん自動化していくことを目的としたものなど、色々あります。

私がプレイしているのはSkyTという、いわゆるスカイブロック系のMODパックで、空中に浮かんだとある小さな島に取り残された主人公が、島をどんどん拡張しつつアイテムを集めて、元の世界に戻ることを最終目的とした工業化の面が強いMODパックです。

やっぱりこう、自動化とか工業化は始めてしまうと無限にやり続けてしまいますよね。10月あたりからはこのゲームにかなりの時間をつぶされました。ちょうど忙しかった時期なんだから作曲しなさい。

 

まだ作りかけの施設もたくさんあるのですが、せっかくなので、私のワールドを紹介します。といっても、私はこういうセンスがないので、センスのいい構造物はほとんど友達が作ったものです。

牧場。動物は食料が欲しいときは殖やされ、そして狩られる存在です。

今は閑散としてます

隣にある、作りかけの家。

私の家にしたいと思ってます

島の下は無限生産しているアイテムを保管している倉庫があります。

サーバールームみたい。

そして、このワールド最大の建築物。学校です。

ほとんど友達が作りました。すごすぎ。

中はゴリゴリの工場になってます。

左右の2つのでかい機械は原子力発電にも使われている核分裂炉です。奥のさらにでかい建造物はタービンと言って、炉で生成した蒸気から電気を生成する機械です。

2階には作りかけの核融合炉置き場があります。現世ではまだ絶賛研究中の、安全で発電量も原子力発電以上の夢の技術ですね。

最終的には4つ置く予定みたいです。

地下は反物質を作るSFのような機械があります。

まだ作りかけだけど、怪しい実験室みたいなのをイメージしてます

 

終盤に近付いてるのもあって、全体的にSFっぽくなっているのですが、最初のほうは水車で歯車を動かして金属をプレスしたり、石炭から電力を生み出して(上の原子力発電の百万分の一程度の電力)合金を作ったり、徐々に進化していってこんなにもすごい施設を作るまでに至りました。

最初はホントに何もわからず投げ出されるので、このMinecraft特有の説明の少なさは人を選ぶかもしれません(慣れていたら大体よく使われるMODってのがあるみたいですので、スイスイ進めていけるのかもしれないですけどね!)

私(達)はMODパックどころか工業系のMODに触れること自体初めてだったので、時にはyoutubeで学んだり、時には海外サイトや公式Discordで情報を収集して、試行錯誤しながら進めていきました。

珍しいMODだったりするとなかなか情報が出てこなくて大変ですが、それでも自動化・工業化というワードに惹かれる方に是非お勧めしたいです! 時間が無限に溶けますが……。

 

ボイスロイド実況

私はゲーム実況をあまり見ることもないのですが、ボイスロイドのゲーム実況は少しだけ見てます。

よく見てるのは78mocoさんGateさん

特にGateさんのやるゲームは私に影響を与えまくってます(この人、動画中のBGMも自分で作ってるみたいですごいです)。

上のSkyTもこの人の影響ですし、Recursedももともと知っていてやりたいな~と思ってたのですが、この人がはじめたのを見て急いでやり始めました。実況動画を見てしまうと解法のネタバレになっちゃうので、自分で解いてから視聴したいと思ったからです。

 

ボイスロイド実況って好き嫌い別れると思うのですが、私は結構好きな方で、人の声って作業しながらだったり、ぼーっと見てるときって、ちょっとだけうるさく感じることもあると思うのですが、ボイスロイド実況は機械音声だから聞き流しやすいし、だけどゆっくりボイスほどでたらめな発音じゃないので、なんかちょうど良いんですよね。

各キャラクターになんとなくの共通認識がありつつ、投稿者によって全く別々のパーソナリティを持ってるのも、なんかVocaloidとか東方とかアイマスの二次創作…というか、盛り上がってた時のニコニコ動画って感じがして、時間が巻き戻ってる感じがして好きです。

 
それもあって、ボイスロイドのいろいろなキャラクターにも詳しくなりました。東北三姉妹をもとにした『ずん子と一緒』という公式が病気の作品を知れたのもこのおかげです。

こういうの見てたら影響されて自分もボイスロイド実況動画を作りたくなっちゃいますね。

来年はなんか作ってみようかな…。

 

ゲーム制作

これは一度上げたのですが、カードゲームを作ってました。…とはいえ、最近はサボっています。

カードゲームをプログラムに落とし込むの、ホントに難しいですね。

しかも、このゲームではAWS Lambdaというサービスでゲームのロジックを組んでいるのですが、Lambdaはプログラムの状態をそのまま残しておくことができないので、
ユーザーがカードを選択⇒LambdaでDBからフィールドの状態をロード⇒ルールに応じた処理⇒現在のフィールドの状態をセーブ⇒ユーザー側に処理が反映
という、とても長いプロセスを経て実現されています。

また、カードの効果によっては結構複雑な処理もあったりして、各カードとの関係や優先度など、考える必要があることが無数にあります。

自分でカードゲームを考えてみると、遊戯王のルールとかがあんなに複雑になってしまってるのも仕方ないことなのかもしれないなぁ…と学びがありました。

このゲームは、今すぐではないですが、じっくりと作っていけたらいいなぁって思ってます。

 

それと、実は公開してなかったのですが、もう一つ、アイディアが浮かんで、考えているゲームがあります。

streamable.com

こんな感じのゲームです。完全にその時ハマってたパズルゲームに影響を受けまくってます。

動画の通り、回路を繋げて、信号を操作して、何らかのギミックが動いて進めていく、そんなゲームです。

このアイディアはなかなか面白い気がしてるので、近いうちに続きを作っていきたいな~って思ってます。

 

ただ、私はゲーム開発の経験がないので、ノウハウとかそういうのが全くないんですよね…。そのせいで、作っては消してを繰り返して…三歩進んで二歩下がるような開発になってしまいます。

ゲーム開発してる人がいたら色々教えてほしいな~~~って思ったり……。というか、パズルのアイディアは浮かんでもプログラミングが大変なのでいっそ誰か作ってほしい~~~~~(超わがまま)

 

とはいえ、そんな人いるわけもないので、来年はこのゲームを作ることを目標にしようかな!

そのほか2023年の話題とか

2023年と言えば、生成AIがめちゃくちゃに進化した一年でしたね。

画像生成のStable diffusionに始まり、ChatGPT、そして最近は自動生成音楽のsuno AIも出ました。

これらの技術は本当にすごいブレイクスルーであったと同時に、本当にいろ~~~んな議論を巻き起こしました。

ここではその議論に触れませんが、芸術分野における生成AIに関してはもう完成形に近いんじゃないかなぁ…って思ってます(今後も細かい進化はあるかもしれないですが!)。

そうなると、次のAIの進化って何なのかなぁって思ったときに、やっぱりロボット関係なんじゃないかなって思います。

 

画像生成も画像分析も、どれもコンピュータの中の世界の話で、この現世とAIを繋ぐ技術はまだ弱い気がしてます。

ちょくちょく研究成果はありますが、それでも2023年の画像生成ほどに大きな話題にはなってないと思います。

是非とも、科学者の皆さんには頑張って貰って、この世界とAIを繋ぎ、メイドロボ/執事ロボを作って貰いたいです。切に!!!!

 

個人的に私は画像生成AI……に限らず、AI全体が好きなのですが、間違いなくこれは私がAI萌え属性を患ってるからだと思います。

だって、人間のためになることを『本能』として埋め込まれている『生物』みたいなものです。めちゃくちゃ健気で、なんか泣けちゃいませんか。

AIは人間を支配するなんて言葉がありますが、私は全く危険視してません。なぜなら、AIは人間を幸せにすることが幸せな生き物なんです。人間の自由意志も幸福度として数値化するとしたら、いわゆるディストピアなんて世界にはならない気がします。

……めちゃくちゃ気持ち悪い語りをしてしまったのですが、そんなAI萌えを感じたい人は『僕の妻は感情がない』をぜひお読みください!!!

 

ちょっと技術的な話題をしましたが、2023年はあんまり技術的な勉強をしなかったのはちょっと心残りです。Godotっていうゲームエンジンの勉強をしたくらい…?

来年はもう少しいろいろ勉強したいな~。

 

2024年に向けて

気づいたら1万字を超えてしまいました!! つらつらといろんな話題を書いてきましたが、来年の目標をまとめます!!

  • 生活習慣を正す! 1週間に3日は24時前に寝る!!
  • 作曲頑張る! 音ゲーの公募に出したいな!
  • ゲーム作りも頑張る!
  • ボイスロイド実況動画できたら作ってみたい!
  • 技術の勉強もしたい!! AWSの資格撮取ろうかな。

ということで!! 2024年もよろしくお願いします!!!